生きた記録

自分が生きてきた記録をジャンル問わず書こうと思います。

留学とその後の人生について@始発電車

 

私は高校生の時に、留学を、した。

英語圏ではないヨーロッパの国に一年、定義にもよるが大半が長期留学と呼ばれる期間海外に住んでいた。

 

そこから分かったこと、ふと思ったことを書きたい。

このブログよりも削除したもう1つのブログよりであることを踏まえてお時間割いて頂ける方は読んでもらいたい。

 

 

まず

•留学はサイコーなのか

 

私自身は、ひとえにサイコーとは思えない。何故ならホストファミリーとは仲良くできた(今でもたまに訪ねて行くレベル)が、同じ年の友達が一切できなかった。

気を使ってくれる人たちは、もちろん私に優しく、ちゃんと話しかけてくれた。

でも、他の人たちは国柄もあるのかもしれないが、朝と帰る時くらい話しますよー程度の人だった(困ってたら助けるねスタンス)。

高校時代に友達と呼べる年代の仲良しが周りに一切いない状況…

人格形成にも問題が生じかねない。

 

•留学の弱み吐けなすぎ問題

留学はお金がかかる。

時間も一定以上拘束される。

そんな贅沢をした上で、辛いだけで学びありませんでした!!!!!

なんて言えますか?

私は言えませんでした。

 

つらいことが多くてもつい、楽しかったー勉強になったーって、見栄張っちゃうよね。

 

 

•周りの話についていけなくなる問題

流行が追えません。

ドラマ見れないしニュースってその国独自のになるし聞き取りきれないし、日本のニュースはほぼ入って来ません。

TwitterなどのSNSを通じてニュースを知ることが出来ても、流れて来たり話題にしたりする頻度が違うので入ってこないと思った方が良いでしょう。

私はアンテナ張ってなかったからダメだっただけなのかなクズなのかな。

 

•恋人と別れる問題

期間が長くなればなるほど、恋人と別れるリスクが上昇します。

恋人よりも暇な人と日本語のやりとりとかしたら絶対にダメです。

もしも恋人がそこそこ長く海外に行く場合、相手は日本語に飢えてる確率が限りなく高いです。どんなに周りを日本人に囲まれても、生活の要所要所に外国語が入るとまた違います。

ちゃんと連絡取れないと、ほぼ確実に別れてしまいますよ。

 

 

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こんなにボロクソ言って来ましたが、私は実は留学推奨派なのです。

 

言語は生活しながら身に付けることが出来ます。

 

自分と違う考えが入って来ます。

 

何よりも、人脈が出来ます。

 

短期間だったらそんな人と仲良くなれないし…と思ってる方も、是非留学して見てほしい。

旅(というには長すぎる期間かもしれないが)の恥はかきすて。自分の殻を破った状態で新しい友達が出来るかも、しれない。

 

留学は意識高い人しかできない、のではない。

なんとなーく、かっこいいなー、と思ってる人にこそ、日本での手続きに取り組んで見てほしい。

自分でも気づけていなかった自分に会えるかもしれない。

あくまで可能性だけれど。

 

ちなみに、海外に行きさえすれば何かが変わる!と強く思ってる人は出来れば留学はしない方がいい。

あちらでも住んでるのは人間。楽しむぞくらいの気持ちでいかないと、絶望しか生まない。