生きた記録

自分が生きてきた記録をジャンル問わず書こうと思います。

カンボジアの性風俗について

カンボジア旅行中に色々同行者が経験したことをまとめます。本当なら自分が経験してレポしたかった…!!なんで身体性女なんだ…!!!

 

 

 

あ、今回は1番主流?っぽいナンパとかKKは行ってないです。同行者がビビったのとそんな乗り気じゃなかったのを私が押し切ったためかな?

 

マッサージ店で起こったことなのでお金の交渉次第では最後まで行けたっぽい。

 

0.ネットで読んだカンボジアの風俗大雑把まとめ

クラブでのナンパとマッサージが主流らしい。どうやらトゥクトゥクの運ちゃんがお店に運んで行ってくれるらしい。ただし遊ぶときは基本的に貴重品は持って行かない方がいいらしい。ホテルの金庫にスマホとか預けていくのが吉らしい。

同行者は思っていたより英語能力が低くて、本当に「出川イングリッシュ」を話してた。なお、原則簡単な意思の疎通は本当にそのレベルでできていた。日本人はもう少し度胸をもって突っ込んでいったらいいのかもしれない。

さて、話がそれてしまった。

カンボジアではKKと呼ばれるカラオケのようなクラブ?でお持ち帰りするのが一番コスパ良いらしい。ホテルまで込でも100ドルで遊べる、みたいなことが書いてあった。交渉次第なんだろうけれども。

 

1.今回実行に移した背景

まず、ホテルの立地がものすごくよく、シェムリアップ一番の歓楽街であるパブストリートまで徒歩一分もかからない距離だったのです。その近くにネットにもよく情報の出ている風俗街(怪しげな、夜のみ開くマッサージ店街)がありました。つまりトラブって手持ち全部没収されても怪しい人たちに追いかけられてもなんとかホテルまで逃げ帰ってこれるだろう、というのがありずっと同行者に勧めておりました。

次に、これは後述するんですがアンコールワット観光の後に普通にフットマッサージを受けに行った大通り沿いの健全そうな店で同行者が【男性に】スペシャルなサービスを受けたらしいのです。そのリベンジを兼ねて、普通のお姉さんに相手にしてもらいたい、という気持ちが芽生えたのか、私の説得が効いたのか、同行者は夜の街へと消えていきました。

 

2.大通り沿いのマッサージ店でのスペシャルマッサージ

シェムリアップで1,2を争う大きな通り、シヴァタ通り沿いにある店でした。全体的に紫っぽい風貌で女の人がたむろってたけど、その前に白人のおじ様が入っていったこともあり店を決めました。

アンコールワット観光で暑い中何時間も観光をしていたので完全に足が疲れていて、マッサージを欲していたのです。

とりあえずということで二人で足のマッサージコースに入りました。価格は確か60分で3ドルだか4ドルだったはず。私には女性がついて同行者には男性が付きました。

せっかくだったからいろいろ話しかけてみようと、前日習った「プロサハーン(イケメンみたいな意味)」を使い、コミュニケーションをとっていました。同行者についていた男の子が(19歳だったらしいんですが)めちゃくちゃかわいく、女性も感じがよかったのでせっかくならという気持ちでオイルマッサージも頼みました。全身用。

そうしたら店内に案内されて、シャワーカーテン並みのうっすいカーテン越しにパンツ一枚で寝るように指示されました。結構この時点で私は帰りたかったです。

まぁ、マッサージが始まるとよくある東南アジアの安いオイルマッサージという感じで悪くはないけど良くもない、疲れてるときには寝れるくらい気持ちいいという感じのマッサージでした。私の方は。

うとうとしていたら隣から「俺先にホテルに戻っているから」と声がかかってびっくりしました。この時なんかかなりやばいことになっていたらしい。

 

後から聞いた要約

普通にマッサージが始まった。足元から。

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だんだん腿に近づくごとにいやらしい感じになる。

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鼠径部のマッサージを執拗にされ、ちょっとやばい雰囲気を感じる。

          ↓

竿に手がいき、しごき始められる(ここまでは何とか耐える)。

          ↓

口に咥えられ、「あ、これは」と悟る。

          ↓

なんとか考えないようにしていこうとする。だめで女性と代われないか交渉。

          ↓

交渉失敗。逃げたくてホテルに帰ろうとしたら「With me?」と聞かれる。

          ↓

私のめちゃくちゃ好みの男の子だったのになぜ持ち帰らない。と怒られる。

 

分かると思うんですが全く値段交渉なしで始まったらしいんですよね。怖い。

何の躊躇いもなくマッサージが始まったらしいから少なくとも彼個人はそういったサービスを頻繁に行っていたのかもしれないですね。

次の日、私が店の前を歩いたら笑われたんですがなんか因果関係ありますかね。

 

3.普通の女性のマッサージに行ってみる

その日、ツアーで一緒になった女の子たちと飲んでてホテルに戻ったのが日付変わるくらい。そんな時間から行くのは不安だったけども、前日のリベンジをしたがる人の後押しをしないなんて、そんなの友達じゃないよね!!!

財布とスマホ、パスポートその他貴重品を預かって、時計と43ドル(その時たまたまキリいい感じで持ってたから)、旅の指差し会話帳だけ持って送り出しました。

 

こっちも要約だけ

お姉さんに店の外から勧誘される。

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5人くらいつく。断ったら2人まではなんとか減らせた。

      ↓

服脱ぐごとにチップを要求される。

      ↓

43ドルじゃ全然足りないといわれる。

      ↓

とりあえず上裸で手と口だけで?抜いてもらう。

      ↓

時計預かっててあげるからホテルからお金とってきて。と脅される。

      ↓

この時点でカバンの中漁られたらしい。怖すぎ。

      ↓

入口のおばちゃんが日本語で「どうだった?」とか聞いてくる。

めちゃめちゃ日本語上手かったらしい。

 

これを経験した同行者のアドバイスなんですが、

・お金は細かくして持って行った方がいい(おつりとか絶対来ない)

・値切りは早い段階からちゃんと行うこと

・かなり細かくチップ迫られるからとにかく粘った方がいい

・絶対に貴重品は持っていくな

 

 

――――――――ここからは風俗情報ないし読まなくてもいいよ――――――――――――――

3.シェムリアップで思ったこと

通常のフットマッサージが大体5ドル/時間。トゥクトゥクで町観光して1時間くらい付き合ってもらって5ドル。ワンピース1着、早い段階で値切りを諦めても6ドル。町の屋台で買ったバロックは確か3個で1ドルくらい(1500リエルだったと思う)。

こんな街で1時間程度の性サービス(口と手)で二人で45ドルはかなりいい稼ぎなのではないだろうか。カンボジアには学校が少ない、教育を受けてきた人が戦争で殺された、などと地雷博物館でまなんだけれど、実際どうすればあの町から世界に羽ばたけるんだろうな。

日本語が堪能な、アンコールワットを案内してくれた31歳のガイドさんは日本に一度も来たことがないらしい。バブル時期に日本人が多く来ていたのを見て日本語を学び始めたのだそう。HISと契約していて、取り分はどうなっていたのだろうか。

トンレサップ湖観光は一人25ドルで半日くらい付き合ってもらって、でもあれもかなり運転手とガイドさん、船主さんと関わった人間から考えるとなかなかの金額(あの日は7人もいたけど一人から敢行するらしい)設定なのではないだろうか。

トンレサップ湖の上で、蛇を首に巻いて「1回1ドル」と語りかけていた少女が1日に手にできる金額と、性風俗で1時間で得られる金額、どちらが多いんだろう...。

なんて、よくわからないことに思いをはせました。

日本でもコンビニや居酒屋のバイトをしてる何か国語も話せる留学生が性風俗での稼ぎよりよっぽど安く(月収と日収が並ぶくらいなんじゃないか)働いているのが最近疑問なんですよね。性風俗が高いのは当たり前なんですけど、他のバイト安すぎませんか。

最後の方は愚痴となりましたが、お読みいただきありがとうございました。