生きた記録

自分が生きてきた記録をジャンル問わず書こうと思います。

結婚は結局メンヘラを救うのか

もう初めましての人の方が多そうですね。

ふまと申します。よろしくお願いいたします。

この記事はサークルクラッシュ同好会アドベントカレンダーの4日目として作成されています。

 

サークルクラッシュ同好会は学生時代に京都まで通いで参加していました。

神奈川に住んでいたので関東の活動にもちょっと顔を出したり、出さなかったりしていました。

アドベントカレンダーを始めてからはほぼ活動もしていませんで、会誌にも結局一度しか投稿をしていないのですが、自分にとってサークルクラッシュ同好会はとても大きな(手放しに良いとは言えなくても)影響を与えてくれた場です。

 

ikita-kiroku.hatenablog.com

 

多分自分のことは誰も知らないと思うので、以前の記事を貼らせていただきたいと思います。

こんな感じに拗らせていました。拗らせています。

 

結婚しました。

はい。いい夫婦の日に結婚するというベタベタなことをやりました。

実感はまだありませんが、名字が変わったり本籍地が変わったりとちょっとめんどくさい感じがあります。

ふまのことをもともと知っていた人で祝ってくれる人はLINEなりこの記事にコメントなり、Twitterの方で連絡を取ってくださると素直に喜びます。

一生にそう何度もないめでたい事なので色んな人から祝われたいです。

 

 

以下、個人的見解による個人的な意見を書かせて頂いております。

 

 

理解のある彼くんとメンヘラの寛解

よくあるメンヘラ漫画・エッセイ・ツイッタラーとかの中に出てくる理解ある彼くん。

実際に女性側に理解者の異性が現れる例が多くみられるような気がします。

これは単に男性が発信慣れしてないだけではないのか?と思っている部分もあるのですが、どうなんですかね?

 

話が逸れやすいのですが、理解者とメンヘラの寛解(治りきりはしないけど良くなること、漢字変換が出てこなかった)について私見を述べておきたいと思います。

 

勝手に思っているだけですが、メンヘラは生育環境に何等かの問題があり、深く人と付き合うのが苦手な人が多いように感じます。

そんな方々には自分に一番近い存在が出来、さらに生活のお世話まで見てもらえる環境に身を置くことで不安感が軽減し、メンヘラが寛解に近づくことがあるのではないかと思います。

とはいえ、男性側に問題があったりメサコン(自分を救うために他者を救おうとする人)気質な人と付き合うと共依存に陥ったりと人との交際にはいい面悪い面が存在します。

 

そんな中で運よく理解のある彼くんと付き合え、さらに関係が安定した場合には落ちつくようになるのかな、と思っています。

死にたさは消えないけど。

 

結婚によるメリット

ここからは実際に結婚したメリットを見ていきたいと思います。

いずれも自分の場合なので人によっては当てはまらないことも大いにあると思います。

・相手を探す必要がなくなる

これ以降、異性を見る際に「恋愛対象」としてではなく純粋に人として見ていくことが出来ます。そもそもメンヘラだった自分が抱けるか、抱けないかで見ていたのが異常とも思われますが。

常に依存する相手を探し、恋愛という親密度の高い関係を築き続けないと落ち着かない恋愛体質の人間は一定数いると思っています。

そんな人には相手を探さずとも、一人相手に(半ば強制的でも)決められるというのは案外心地のいいものです。

・金銭的に落ち着く(可能性が高い)

シェアハウスより高くつくかもしれませんが、プライバシーが守られつつ、生活を安く済ませることが出来ます。

更に万が一病気等になった場合も支え合うことが出来ます。

1馬力より2馬力の方がメンヘラ乃至は精神疾患者にとって気楽にいることが出来ます。

とはいえ全力で頼って相手に迷惑をかけるのは違いますが。

・孤独感から逃れられる?

一人暮らしをしていると、孤独に感じるときがありますよね。

実家にいてもある程度育ってきて子供としてのロールから抜けると疎外感を感じることがありませんか?自分にはありました。

とりあえず番いとして扱われることで、社会的にも信用を得られるっておかしな話ですが、孤独感からは抜けられたかなと思います。

・自分の味方が出来る

たとえ全世界が敵に回っても、なんて壮大なシチュエーションはなかなか訪れないと思いますが。

男性の方は愚痴を聞くときに建設的な意見を言いたがる、とかあるのでそこはうまくすり合わせればいいと思います…。

最悪、事件事故に巻き込まれた際に手放しに自分を信じてくれる存在があると思うと気が楽になりませんか?親で十分ですか?

割と味方が出来た、ということがありがたいと思っています。

・親の戸籍から抜けることが出来る

シェアハウスにはないメリットがこれですね。結構意識の上でしか変わることはないと思うけど。

けじめをつける意味でも籍を入れることで親の呪縛から多少抜けることが出来ました。

この辺りは詳しくは後述します。

親といざこざがあり、でも絶縁するほどではないって人は合法的に親の籍から抜けられる結婚はおすすめです!(ほんまか)

 

結婚によるデメリット

・原則いい人がいても恋愛が出来ない

これはもうメリットと表裏一体ですね。

ここから先の人生において、配偶者以上に魅力的な人が現れることって恐らく普通にあると思います。

そんな時、ワンチャンを狙いに行ってはいけなくなります。

お互いがポリアモリーで公認し合っているのであれば何も言いませんが、万が一嘘をつかれていたとかで離婚時に慰謝料を請求されても何も言えません。

総合的にみて、どうしても新しい人と付き合いたくなったら戸籍に×を付けるしかなくなりますね。

・親と上手く行ってないとちょっとハードルがあったりする

今回親子顔合わせをやった際に思ったんですが、(籍入れるだけなら関係ないけど)親子関係がうまく行ってないとかなり大変になりますね。

特に親同士の折り合いが悪かった場合には物事を進める際にかなり難色を示されることでしょう。

親と縁を切る覚悟で行うなら完全に無視していいデメリットですが、これを機に親と喧嘩してしまうことも大いにあり得るように感じました。

・名字変更がめんどくさい

免許、パスポート、銀行口座、クレジットカード、保険証、etcetc

名前を変える側は特にめんどくさいので覚悟をしておいた方が良いです。

変更手続きだけで1日潰れます。

・別れた時の財産分与等がめんどくさい

そもそも別れなければいいんですが。

お互いの財産を共有し始めると別れた際にめんどくさいです。

これは一人で生きている時には生じないデメリットですね。

・パートナーと合わないと地獄

見極めが出来ていれば、と思うのですが結婚してから本性を出すモラハラとかいますからね。

気を付けなければいけない点です。日本は結婚も紙一枚で出来るのに片方が離婚拒否したら離婚はめんどくさくなりますので、地獄でしょう。

ある程度、最低限の期間逃げれる程度の手持ち金は備えておいた方が良いなと思っています。

うちは今のところそんな揉めてないのですが。

 

自分の場合のメンヘラ寛解の要因?

実際結婚したからと言ってメンヘラが治ったわけではないんですが、最近だいぶ落ち着いてきたなーと思う理由を見ていきたいと思います。

親からの自立の方が恋愛よりもメンヘラを救うのか

まず一つ目に、親からの自立。

毒親ではなかったと思うんですが、過干渉な過保護親ではありました。

家にいるとつい頼れる場所があるって職を転々としていましたが、一人暮らしを始めてからひとつの仕事を続けられています(楽だからかもしれないけど)。

また、祖母と折り合いが悪かったのですが、距離を置いたことによりお互いそんなにストレスを抱えなくなりました。

まぁ、結婚にあたり「女が家事をやるべきだ!仕事は辞めないのか?」とか言い出してめんどくさいなぁとは思っていますが。

 

メンヘラは少なくとも自分の場合は甘えられる環境から発症してた部分もあったなーと今では思います。ほんまか?

生きることに必死になると病んでる暇がない、が正しいかもしれませんね。

 

貧困からの脱出がメンヘラを救うのか

二つ目は結婚による貧困からの脱出。

お相手がたまたま良いところに就職されているので生活水準が結構上がりました。

自分一人だったら相当カツカツだと思うのに二人だと貯金まで出来てます。

この余裕は結構大きいと思います。

 

年齢による落ち着きは幻想

ずっと、苦しさから抜け出せる日が来るって思っていましたが、今も消えたさは変わりません。

こと、ただただ歳をとるだけで症状が緩和されることはまずないと思った方がいいです。

結婚は自分にとって転機の一つになりました。

少なくとも慰謝料のことや相手のことを考えるとビッチ的な行為はしようと思わなくなったので。

 

長く生きてると転機になりうるイベントが起こる確率はあがりますが、漠然と加齢に期待するのはやめたほうが良さそうです。

 

終わりに

初手、元カレへの私信を書いていたら配偶者に「結婚してもなお元カレ云々言うのはきもい」(この人は嫉妬心の塊なので過去の恋愛に対して割とこんな言い方をする)という突っ込みを喰らったので急いで書き直しました。

実際、高齢メンヘラを見ない理由は落ち着いた、寛解した、というよりは単に目につかなくなるだけ(チヤホヤされなくなるという恐ろしい理由で)だと思っております。

 

正直な話、結婚なんてしたくない/向いていない人はすべきではないと思ってます。ここまで語ってきたけど、時代遅れな制度だな、と。

とはいえ、自分は高齢化の寂しさや友達と付き合い続けるだけの生活でうまく自分を落ち着けることが出来なかったのでこれが最適解かなと思います。

各個人によって最適解は違って当たり前だと思います。

今回の記事も独り言くらいに捉えて頂いて結構です。

ご覧いただきありがとうございました。また、どこかで。